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ザ・フェデラリスト(The Federalist) [本(アメリカ)]


ザ・フェデラリスト (岩波文庫)

ザ・フェデラリスト (岩波文庫)

  • 作者: A.ハミルトン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1999/02/16
  • メディア: 文庫



アメリカ合衆国憲法の批准を推進するために書かれた85編の連作論文である。これら論文のうち77編は、1787年10月から1788年8月まで「ザ・インデペンデント・ジャーナル」と「ザ・ニューヨーク・パケット」に連続して掲載された。
(Wikipediaより)

1776年、アメリカが独立宣言を行った時も、アメリカは一つの国家として独立したわけではなく、13州の緩やかな連合体であった。
ただ、その後、中央集権的な連邦政府の樹立を目指す動きが出て、1787年、アメリカ合衆国憲法草案が作られた。
しかし、ニューヨーク州では反対意見が強かったので、それを何とか納得させるために出された論文の集まりがこの「ザ・フェデラリスト」になります。
この論文の影響がどれだけあったか疑問もあるようですが、何だかんだで、1789年3月4日、新政府が新憲法のもと始動し始めたとの事です。

ちょっと、2012年、大統領選挙結果はどうなるかわかりませんが、いずれにせよ、アメリカのルーツを勉強しておく事も必要かなと。

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歴史のなかの政教分離―英米におけるその起源と展開 [本(アメリカ)]


歴史のなかの政教分離―英米におけるその起源と展開

歴史のなかの政教分離―英米におけるその起源と展開

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本



この本の中の
・民主主義社会における宗教の役割-トクヴィルの宗教論
を読んで。

ルソーは、国教としての「公民宗教」の必要性を説いた。死後の生を教え、正しい者が幸福を得、悪人が罰せられる。但し、不寛容が禁止されているけれども、「公民宗教」を信じない者は、国家から追放される。18世紀の理性重視が見てとれる考えとも言える。
トクヴィルがアメリカ社会で見たものは、「公民宗教」と教義的にはほとんど同じだか、キリスト教が中心であるけれども、数々の教団が並存しつつ緩やかな一致で結合している社会であった。政治的に強制されるでなく、一人一人が創造主である神を信じ、寛容さを持って良き社会の建設を目指している社会。

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まあ、「政教分離」にしても、「政教一致」にしても、根本的には、その社会に住む人々の心にすべてはかかっていると言えよう。個人個人の才能を開花させることについては、その才能が社会の進歩発展に貢献するならば、できるだけ社会として協力していくべきであろう。そして、その才能の開花に対して、いかに嫉妬せず、寛容さを持って見ていくか、ということがとても大事なことだ。
個人個人の才能を開花とは、一般的な言い方であるが、言葉を変えれば、限りなく仏神に近づいていく行為と言えようか。民主主義社会の基礎は、そこに主眼を置く必要がある。社会に必要な職業であるならば、どのような職業であろうとも、また、社会的な立場であるならば、どのような立場においても、よりいっそう社会の進歩、人々の幸福に貢献する能力を高める余地はあるはずである。




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宗教からよむアメリカ [本(アメリカ)]


宗教からよむ「アメリカ」 (講談社選書メチエ)

宗教からよむ「アメリカ」 (講談社選書メチエ)

  • 作者: 森 孝一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



アメリカという国は、功利主義の国でもあるが、また、かなりの宗教国家だなあ、と思う。
以下、ちょっと箇条書きみたいな感想です。

まあ、そもそも、イギリス国教会の迫害から逃れたピューリタン等、新教の人々が元になっている国なので、当然と言えば当然かもしれないが。その根源の部分を考えてみれば、アメリカにおける信教の自由は、銃の所持の自由と同じ様に強いのかもしれない。

アメリカ的な政教分離と、日本の政教分離は根本的に異なっており、アメリカのそれは、宗教間の対立から一方に有利にならないように、という意味での政教分離であり、決して宗教や宗教活動を尊重していないわけではない。日本のそれは、敗戦以降、GHQが中心になり、日本神道を恐れての政教分離であり、かなり宗教全体を影の存在に持っていっている。但し、日本の歴史を見ればわかる通り、宗教と共に歩んできた歴史である。神道と仏教が融合され、それに儒教も道徳的な支柱としてブレンドされている。キリスト教も数は少ないがアメリカの歴史と同じくらいの期間、根付いている。本当は日本も”かなりの”宗教国家であったわけだ。

アメリカの大統領の就任式は、プロテスタントの日曜の礼拝にそっくりの式典である。自分も高校生くらいまでは教会の日曜学校に通っていたから礼拝の感じはよくわかる。ただ、アメリカのキリスト教で感じる事は、日本の仏教もそうだけど、ちょっと儀礼式になり下がってしまっているのかな、という感じはする。「信仰」、「教え」、そういったものはかなり薄れてしまっているのだろう。そして、自己主張の強い国だから、あまり大教団はできないのだろうか。

かなりのキリスト教国家ではあるが、やはり本当に熱心に神を信じている人は昔に比べてだいぶ減っているだろう。現代のアメリカでは、かつては宗教が補完していた部分を医者、弁護士、ソーシャルワーカー、心理学者、等が代わりにやっているのではないだろうか。

但し、もともとは進化論論争(人間は神によって創られたVSサルから進化しただけか)をまともに行える国なので、「神を信じる」とかいう感覚・強さは、多少、日本よりは強いように思う。決してまだまだ無神論国家ではないが、ただ、宗教の代替部分をいろいろな形で補完しようとしている様に見てとれる。政治が強い国なので、大統領が牧師の総代みたいなものでもあると思う。

ボランティア精神が発達しているのは、やはりキリスト教の愛の教えが根付いているのかな。

アメリカで、あなたが尊敬する人の世論調査を行うと、現職の大統領、過去の大統領、政治家、牧師が上位のほとんどを占めるようである。日本とはえらい違いである。

ただ、やはり歴史の浅さはどうしようもない感じで、人々を救済する心の教えも、「積極的に生きよう」、「強く思えば実現する」等、その程度で止まっているかな。


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狂気の核武装大国アメリカ [本(アメリカ)]


狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A) (集英社新書 450A)

狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A) (集英社新書 450A)

  • 作者: ヘレン・カルディコット
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/07/17
  • メディア: 新書



アメリカは現在、地上配備のICBM(大陸間弾道ミサイル)を2000、潜水艦に搭載された核ミサイルを3500、航空機搭載型は1750 の合計約7200の核兵器を持っている。そして、ロシアもほぼ同数を持ち、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮(?) が多かれ少なかれ核兵器を所持している。すべてを使用したら地球を30回以上破滅させる事が可能という。
広島に落とされた原爆はTNT火薬に換算すると13キロトン、現在の核兵器の威力からすると、ものすごく小さい。現代のものは1000キロトンが普通であるという。ちょっと想像を絶する破壊力である。
こんな超危険なものがありうるものであろうか。その発射ボタンは人間的な意志に任されている。

残念ながら、前ちょっと紹介したけど、アメリカのシンクタンクも核武装に関しては、片棒を担いでいる感じだ。ヘリテージ財団などそうみたいだ。ロッキード・マーチンなどの巨大軍需産業もコテコテにスターウォーズ計画の推進をしているようである。現代のアメリカは、冷戦期以上に核兵器の設計、製造に予算をつぎ込んでいる。

しかし、被害は核ミサイルによるものだけではなく、自分の国の兵士にも及んでいる。
湾岸戦争やコソボ扮装、イラン戦争で使用された劣化ウラン弾である。戦車の砲弾、A10地上攻撃機のガトリング砲の砲弾に使用され戦場に放射能がばら蒔かれてしまった。数百台の戦車の装甲版にも使用され、乗っているだけでも健康に影響が及ぼされるようだ。もう、この湾岸戦争症候群という名で数千名は死亡しているようである。敵だけではなく味方まで影響がある兵器とは、これはもう殺人マシンとしか言いようがない。ある意味、自爆テロみたいなものだろう。

-----ここから下は本の内容ではありません-----

とにかく我々人類の今後の課題は、核兵器を廃棄していく事。これは本当に大事な作業であろう。はっきり言って、こんなものをいつまでも持っていたら、それこそ大変な事が起こる事が想定されます。
なぜなら、地球も生き物だからです。地球も生きています。ま、月とかは見るからにあまり生き物と言えませんが、地球は常に地殻変動あり、水や空気があり、植物や動物や人類が生息しています。これは地球が生きているからです。
自分が地球だったら、核兵器に対してどう思うでしょうか? 自分と、自分の上に住む生き物をことごとく破壊するものが乗っかっている状態です。人類に対する愛情を地球が持っていれば持っている程、これをどうにかしたいと思うでしょう。超最悪の手段は「大陸陥没」となってしまいます。海中に潜んでいる原潜はどうするでしょうか? ちょっと自分もよくわかりませんが、ポールシフトでも起こして海流をぐるぐるにして全部沈没させるのでしょうか?

とにかく核兵器は廃絶する方向に努力するべきです!

-----後日談-----
但し、廃絶する順番が重要だ。
独裁国家、無神論国家などの方を先に廃絶していかないと駄目です。
これは超大事な事。





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第五の権力 アメリカのシンクタンク [本(アメリカ)]


第五の権力 アメリカのシンクタンク (文春新書)

第五の権力 アメリカのシンクタンク (文春新書)

  • 作者: 横江 公美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/08/21
  • メディア: 新書



あまりアメリカの政治を知らないので シンクタンクと言えば、Hudson Institute (ハドソン研究所)と思っていましたが、この本では全くと言っていいほど取り上げられていなかった。
ヘリテージ財団、エンタープライズ公共政策研究所(AEI)、ブルッキングス研究所、ケイトー研究所、外交問題評議会、CSIS と言った6つのシンクタンクの事を説明しています。
まあ、アメリカの政治そのものについてはあまり書かれていないので、どのくらいの影響力があるのかもう少し研究する必要がありますが、政策立案に対してけっこう重要な位置にいるようです。
日本にもシンクタンクはありますが、NRIとか大和総研とか半分はシステム会社で、政策に影響を与えるというところまでは行っていません。政策の研究というと行政か大学とかになってしまうでしょうか。
経済大国日本ではありますが、寄付金による運営って、この国にはあまりないですよね。ただ、やはり必要だと思いますよ、日本でも。戦略的発想は、やはり、ちょっと気合を入れて考えたり調査したりしないとなかなか難しいよね。選挙に追われていたり、資金集めに奔走したり、選挙区の人々の考えを中心に考えていたりしたら、なかなか国家戦略考える余裕でないですよ。~委員会とか勉強会くらいだとじっくり考えられないでしょう。
この国には、力を入れて考え解決していかなくてはならない問題が山程あります。政治家、国家公務員、大学教授、一部のマスコミ、等、それだけでは無理があるでしょう。
利害にとらわれないシンクタンク的機関が多数必要です。
日本人も、経済ばかりでなく政治にも力を入れないとイカンでしょう。経済も政治の影響をものすごく受けるのだから。
本当に、防衛問題なども、経済と同レベルくらいに考える様な国民性が必要ではないかな。


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