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なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物 [本(経済)]


なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物

  • 作者: チャールズ R.モリス
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本




Trillion Dollar Meltdown: Easy Money, High Rollers, and the Great Credit Crash

Trillion Dollar Meltdown: Easy Money, High Rollers, and the Great Credit Crash

  • 作者: Charles R. Morris
  • 出版社/メーカー: Public Affairs
  • 発売日: 2008/03/03
  • メディア: ハードカバー



「アメリカ経済よ、これでよいのか?」
と言いたくなるような話です。
発端は確かにサブプライムローンかもしれない。ただ、大きな問題は、自己資本の何倍、何十倍、(ものによっては150倍!)もの取引を行う信用取引にある。今や、金融派生商品の総額は世界のGDPの10倍以上に膨れ上がっているという。まさに、実体の無い経済に舞い上がっていたと言ってもよいであろう。
M&Aを行うにしても、買収先企業を育てるために行うのではなく、如何に短期間に大金を得るか、といった、まさに「奪う愛」の経済である。
そして、それらに輪をかけていたのが「格付け機関」だ。本来、トリプルAとはいえないものにトリプルAの格付けを与えたりしていた。なぜか? 都合が良いからである。
ここは、アメリカ経済も猛省しなくてはいけないところでしょう。ドルの価値が低下しているのも、今のままでは致し方ないと言える。
ただ、自分の希望としては、自分達のためにも、世界のためにも、実業で復活して欲しい。短期間で巨額の富を求める方法ではなく、コツコツと着実に発展する経済において。

日本は製造が強いから、金融手法だけで儲けるという発想はあまりない。その点の日本経済は評価できる。